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ほぼ酔っ払いの備忘録

ふと

ふと昔のことを思い出すことがあって、これってあの時すごく大事に思ってたことじゃない?なんで忘れてたんだろう、うーんそれでも完全には思い出せてないな、もう思い出せないのかもな、ってなる。忘れてしまってることが大半で、それでもその時そのとき大切に思ってたこととかがあって、それがとても愛おしい。忘れていたことに悲しくなるけど、愛おしい。

日没の雪

仕事が休みの土曜、時刻は午後17時。お昼ご飯に大盛りのパスタとスープを食べた後に昼寝をしていたらこんな時間になっていた。目を閉じたまま感じる、エアコンの音。乾燥しているせいか喉が痛い。エアーコンディショナーなのにどうしてうまくいかないのか、なんて適当な文句を思い浮かべる。唾を飲み込むのも痛い喉のまま、コンタクトレンズのせいでパサパサになった目を開くと、ぬくぬくとした暖かい部屋が暗くなっていることに気づく。とてもいい暗さ。部屋の中はほぼ黒に近い色なのに、カーテンの隙間から見える町はまだ紺色になりきれていない。地元では今日降雪があったらしい。部屋の中から外を眺めると白い物体が降ってきていたという。そんな話を思い出しながら窓辺に近づいてみても期待するほど寒くない。今年は雪が降らないのでは、とさえ思ってしまうほどに。

なにをおもう

会ってるときは触れたいときに触れられる距離にいればいいと思います、触れたいときに触れるから。会ってるときは話したいときに話してそれにちょっと言葉を返してくれればいいと思います。そこにいない時はなにをおもう。今はスマートフォンという便利なものができてしまったから言葉を送ったら言葉を返して欲しいと思うでしょう。触れられる距離にいたら、言葉を返してもらえたら、そんな日々が続いたら、その続きは。たまにあなたから触れて欲しいと思ってしまうでしょう。欲しい言葉を返して欲しいと思ってしまうでしょう。どんどん欲深くなる。どんどん自分の心の許容範囲が狭くなる。視野が狭くなる。どうなのこれは。良くないよね。いっそもう一切繋がらなければ、ちょっと悲しいけれど気持ちよくいれるのに。気持ちいいとこが一番なのだから、そう思うけれど今は。

小豆島

出張で香川に来て、客先へ訪問後、飛行機の時間まで余裕があったので小豆島に行ってきました。島に滞在したのはたったの5分だけですが…短い時間でしたが、フェリーから見える海がとても綺麗で、空の移り変わりも美しくて感動しました。12月頭の小豆島は島全体が紅葉で真っ赤に染まってかわいい島だな…なんて感じました。島の中に入って探索したいという気持ちはありますが、心が満たされたので満足です。帰りのフェリーで、屋上デッキでたこ焼きを食べていたら高松港に近づくに連れて空が曇り始め海と空の境目がなくなり、いちめんがしろの世界となり美しさでこのまま消えて無くなりたいとさえ思いました。ふと、2つ目の窓という映画の曲が聴きたくなりました。曲を聴きながらぼーっと海を眺めていたら強風のせいもあってか少し泣いてしまいましたね。高松港から草壁港まで往復1320円、約2時間の旅でしたが楽しかったです。