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ほぼ酔っ払いの備忘録

日没の雪

仕事が休みの土曜、時刻は午後17時。お昼ご飯に大盛りのパスタとスープを食べた後に昼寝をしていたらこんな時間になっていた。目を閉じたまま感じる、エアコンの音。乾燥しているせいか喉が痛い。エアーコンディショナーなのにどうしてうまくいかないのか、なんて適当な文句を思い浮かべる。唾を飲み込むのも痛い喉のまま、コンタクトレンズのせいでパサパサになった目を開くと、ぬくぬくとした暖かい部屋が暗くなっていることに気づく。とてもいい暗さ。部屋の中はほぼ黒に近い色なのに、カーテンの隙間から見える町はまだ紺色になりきれていない。地元では今日降雪があったらしい。部屋の中から外を眺めると白い物体が降ってきていたという。そんな話を思い出しながら窓辺に近づいてみても期待するほど寒くない。今年は雪が降らないのでは、とさえ思ってしまうほどに。